得を捨てて徳を積む

2013/03/17

巷には「得する」方法が溢れています。
例えば、最近すっかりおなじみになったお店のポイントカードや、ネットストアのポイント制度。
貯まったポイントはお金と同じように使えます。
さらに、年間(月間) ○○円上の利用でランクやステージが上がりポイント還元率アップしたり、ポイントサイト経由の購入で追加ポイントをゲットできます。

○○円以上お買い上げで送料無料になったりします。
ネットショッピングでは、1円でも安いお店を探すことが、簡単にできます。
クーポンを使うと、安く買えたりします。

しかし、本当に「得」しているのでしょうか?
「得」するために、労力・時間を使いすぎていませんか?

1年中持ち続けている、そのポイントカードで何円「得」していますか?
ポイントカードを1年中持ち続けるバイトがあるとしたら、その給料で引き受けますか?

有効期限のあるポイントが無駄にならないように、無理矢理買うモノを探したり。
送料無料の条件をクリアするために、無理矢理買うモノを探したり。
ランクやステージアップするために、無理矢理買うモノを探したり。
不要なモノを買ってしまうことはもったいないですが、それを探す時間ももったいない。

安くてサービスが良くてクレジットカードが使えて、など、自分の持つ基準を満たすお店を、ネットでも、実店舗でも探し回ったり。
1円でも安いお店を探すのに何十分も何時間もかけていませんか?

買うことだけでなく、売る (処分する) 方も。
一般的には、廃棄したり店舗で売るよりも、オークションで売る方が利益が大きいです。
ただし、オークションは手間がかかります。
家電であれば動作確認したり、衣類であればサイズを測ったり。
きれいにして、写真を撮って、売り文句を考えて、落札者と連絡を取る。
そんなことが面倒だからまた来週、と処分することを決めたはずなのに、未だに居座っているモノはありませんか?

そんな「得する」ための時間を他のことに使うほうが、長期的には「得する」のではないか、と思い始めたのです。
そして、労力も。

「スタンフォードの自分を変える教室」によると、

「意志力は限られた資源である」という考えが支持されてきました。怒りを抑えたり、買い物を予算内に収めたり、おかわりを我慢したりするために、同じところから力を引き出しているわけです。

引用元:スタンフォードの自分を変える教室 p.96

人はほんのささいなこと——たとえば20種類ある洗濯用洗剤のうちどれを選ぶか——そんなことにすら意志力を使っています。

引用元:スタンフォードの自分を変える教室 p.97

つまり、「得する」ために意志力を使ってしまうと、本当に大事なことに使う意志力がなくなってしまいます。

で、思いついたのが「徳」(ダジャレかよ。。)。
「徳」は人生のポイントカードとも言われます。

「徳を積む」と言っても、具体的に何をすればよく分からないのですが、例えば、何ができるかを考えてみたり、身の回りをきれいにしたり、親に感謝したり、寄付したり、墓参りしたり、勉強したり、運動したり、何か新しいことにチャレンジしたり (だんだん徳と関係なくなってきたような気がするが)。

要するに、短い人生をささいなことに費やすよりも、本当に大事なことをしようよ、という自分へのメッセージでした。

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