やっとまともに使えるようになってきた本命容量無制限クラウドストレージサービス

2013/07/19

Dropbox, Google Drive, Box, SkyDriveなどさまざまなクラウドストレージサービスが登場していますが、どれをお使いでしょうか。
ここでは実際に使ってみてわかった、クラウドストレージサービスの選択ポイントを紹介します。

クラウドストレージサービス 基本のき

クラウドストレージサービスを選ぶ上で、まず見るのは、最大容量と価格です。
例えば、Dropboxでは、

  • 2GB〜18GB (紹介ボーナスで増える): 無料
  • 100GB: $99.00 / 年
  • 200GB: $199.00 / 年
  • 500GB: $499.00 / 年

となっています。

ビジネス向けプランを契約すればさらに容量は増やせますが、個人向けは500GBが上限です。
SSD搭載のPCであればストレージ容量はそれほど大きくないので問題ないかと思いますが、NASを使っているユーザーなどはすべてのファイルをアップロードするには容量が足りないかもしれません。

というわけで、まず第一にどれくらい増やせるか、が見ておくべきポイントです。

次に、価格。

価格を見る上でのポイントは、HDDの値段と単純に比べないことです。
例えば、HDDだと2万円台で4TBのものが買えてしまいます。
単純に比べると、半分の価格で8倍の容量なので、コストパフォーマンスはHDDの方が16倍もよいことになります (しかも、1年だけで比べた場合!)。

しかし、クラウドストレージサービスには、

  • どこからでもファイルにアクセスできる
  • バックアップがサービス側で自動で行われている
  • ファイル共有できる
  • HDDを置く場所を取らない

というメリットがあります。
これらのメリットに魅力を感じない場合は、HDDを買う方がよいでしょう。

かと言って、価格が高くなってしまっては、いくら容量を増やせたとしても、現実的には増やせないのと同じことです。
バランスを見ることが重要です。

と、ここまでは誰でも気付く「基本のき」でした。

使ってみてわかった、ホントに見るべきポイント

アップロードスピードが重要

実際に使ってみてわかったのが、アップロードスピードが重要だということ。

アップロードスピードは環境による影響が大きいので、サービス提供側も明記できません。
しかし、とても重要なので、本契約する前に試用してみるか、情報を集めておいた方がよいです。

例えば、CrashPlanは$4.00/月で容量無制限のバックアップが行えます。
しかし、実際に使ってみるとアップロードスピードが遅すぎて使い物になりませんでした。
容量無制限と言っても、アップロードが2Mbpsだと 2Mbps * 60s * 60m * 24h * 30day / 8 = 648000MB.
つまり、1ヵ月間ずっとアップロードし続けても600GB強しかアップロードできません。

1ファイルの最大容量が重要

ストレージ全体の最大容量も重要ですが、1ファイル当たりの最大容量も重要です。

例えば、SKydriveは1ファイル当たり2GBまでアップロード可能です。
つまり、2GBを超えるサイズのファイルはアップロードできません。
動画ファイルなど大きいサイズのファイルをクラウドストレージに保存したい場合は、注意が必要です。
ちなみに、DVDは1枚4.7GBです。

本命クラウドストレージサービスはBitcasa

Bitcasaは2013年2月にベータ期間を終え、正式版となったクラウドストレージサービスのスタートアップです。
$99/年で、容量無制限のストレージを提供しています。

1ファイルの最大容量は、制限がありません。
そして、アップロードスピードが速いです。

Bitcasaは、基本的なアップロードパフォーマンスがよいのに加え、そのデータの管理方法により、さらにアップロードが速くなります。
Bitcasaは、ファイルを暗号化した上で、それを小さい単位に分割してアップロードします。
ただし、分割した塊を自分もしくは誰かが既にアップロードしている場合、その塊はアップロードされません。
そのため、アップロードするサイズが実ファイルサイズより小さくなる可能性があり、アップロードが早くなります。

実は、Bitcasaはまだ若いスタートアップです。
当初は、クライアントソフトやクラウド側のファイル管理部分の完成度が低く、アップロードしたはずのファイルが見えなくなる、といった問題がありました。
(ただし、アップロード自体は終わっていて、分割した塊たちはクラウドに保存されているので、再アップロードはすぐ完了する。)

しかし、その完成度も上がってきて、大きなファイルを並列してアップロードしないかぎりは、問題は起きなくなっています。
ほんとうは、大きなファイルも並列アップロードしたいところですが、現状でもなんとかまともに使える完成度と言えます。

そこは、今後への期待ということで、現在の所、クラウドストレージサービスの本命は、上のチェックポイントをすべてクリアしたBitcasaだと思います。

心配なのはサービス終了。
最近では、NDriveがサービスを終了しました。
こうならないことを祈るばかりです。

反応して頂けると励みになります。ありがとうございます

Trackbacks and Pingbacks:

  1. 2013年、買ってよかったアプリ、サービス | absorbed in... - 2013/12/26

    […] 「やっとまともに使えるようになってきた本命容量無制限クラウドストレージサービス」ではBitcasaを押しましたが、新規ユーザーに対しては値上げor容量1TB制限ができて、雲行きが怪し […]

コメントを残す

To create code blocks or other preformatted text, indent by four spaces:

    This will be displayed in a monospaced font. The first four 
    spaces will be stripped off, but all other whitespace
    will be preserved.
    
    Markdown is turned off in code blocks:
     [This is not a link](http://example.com)

To create not a block, but an inline code span, use backticks:

Here is some inline `code`.

For more help see http://daringfireball.net/projects/markdown/syntax

Text formatting is available via select HTML.

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> 

*